台風24号対策

台風24号が接近してきます。関東地方でもかつて経験したことが無いような暴風をもたらすのではないかと予想され、気象庁も厳重な警戒を呼び掛けています。ということで、雨が降り出す前にほんの少しですが我が家のバラ達に台風対策をしました。

秋の開花前のクロードモネ

秋の開花前のクロード・モネ

スパニッシュ・ビューティー

玄関脇に誘引しているスパニッシュ・ビューティーですが、今年もシュートが元気よく伸びていまして、現在3本のシュートが2mを越え、とても邪魔な状況になっています(笑)。前回の台風の時に3本(1mくらい)を支柱に固定したのですが、その後伸びて支柱に固定したところから重さで横にビヨ~ンとなっており、私たち家族はもとより我が家に来た宅配業者さんが見事に引っかかっています。昨日も来た業者さんが思いっきり引っかかっていました。ごめんなさい(笑)。

スパニッシュ・ビューティーの長い3本のシュートを固定

元気よく伸びた2mを超える3本のシュートを固定

その勝手気ままに暴れまくっている3本のシュートの先を紐で括り、家の角にある雨樋に固定しました。最初、枝先に近いピエール・ドゥ・ロンサールの枝にでも固定しようかと思ったのですが、もし強風にあおられた時に、固定したピエール・ドゥ・ロンサールの枝まで動いてしまいそうでしたので、ここはやっぱりがっちりと受け止めてくれる雨樋にしました。厳密に言うと雨を受ける軒樋から水を下に流す竪樋の方に固定しました。普段はパッとしないグレー色で景観を損ねると思っていたのですが、こういう時には大活躍してくれます。

マダム・イザーク・ペレール

ここ2年ほど元気になりとても機嫌が良く、毎年シュートを伸ばしてくれるマダム・イザーク・ペレール様。今年も涼しくなってシュートを伸ばし始めました。これも折れては大変ですので、鉢に立てている支柱に固定します。主幹の世代交代をしたいと思っていますので、シュートは何があっても伸ばさなければなりません。我が家に来てからもう10年になりますから、世代交代は急務ですのでシュートは大事に大事に育てないといけません。

ペレールのシュートを支柱に固定する

マダム・イザーク・ペレールのシュートを支柱に固定

ペッシュ・ボンボン

ペッシュ・ボンボンは昨年新苗で迎えたのですが、品種としては大きめのシュラブですから我が家でもだいぶ大きくなっています。しかしまだ株自体が若いので、とてもひょろひょろしています。強風にあおられればシュートは折れてしまうのではないかと思う位心もとないので、それぞれの枝には支柱を立てて固定しています。しかし大きいがゆえに台風でなくとも強風にあおられると必ず鉢が倒れます。それで葉が痛んでしまう事の繰り返しなので、今回は鉢を移動し、どっしりとしたチェリーセイジ・ホットリップスの角鉢に寄せ、反対側も鉢で固定してみました。

ペッシュ・ボンボンの鉢を固定

いつも倒れるペッシュ・ボンボンの鉢を他の鉢で固定

クレマチス・ルーベンスとムーンビーム

モンタナ系のルーベンスとフォステリー系のムーンビームは日本の環境で育てる場合は少し気を使わなければなりません。梅雨の雨と夏場の直射日光を避けなければなりませんので、我が家では軒下の縁台の上が定位置になっています。しかし台風が来ると雨戸に当たった強風によって縁台から下に落下してしまいます。前回はそれで私が開花を心待ちにしていたリコリス・スプレンゲリを直撃し、茎を折ってしまいました。

開花間近のリコリス・スプレンゲリが折れた
台風20号の強風でリコリス・スプレンゲリの花茎が折れてしまいました。テープで修復してみたのですが果たして咲くかどうか。さらによく見てみると、リコリス・スプレンゲリの花茎は強風で折れたのではありませんでした。犯人はなんと…

この二つのクレマチスはどちらも多花性ですが、現在つるがだいぶ伸びてきて来年の開花が非常に楽しみな状況になっています。せっかく伸びたつるをダメにしたくないのでどうしようかと考えました。結局どこに動かしても一緒なので、鉢を紐で縁台に固定してしまいました。これなら何のとかなるのではないかと思うのですが。

縁台に固定したクレマチスの鉢

いつも縁台から転げ落ちるルーベンス(左)とムーンビーム(右)の鉢を縁台に固定

早めの台風対策で安全を確保

関東地方では今晩から明日朝にかけてかなりの暴風になるようです。かつて経験したことのないような風らしいので、停電などはもちろん、家屋に被害が出ないことを祈ります。皆さんも懐中電灯や水など早めに台風に備えておいて下さい。もし、避難しなければならない状況が予想されるのであれば、迷わず早めに避難してください。

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