イングリッシュローズのつるバラ
玄関脇に誘引したストロベリー・ヒルが咲きました。とにかく良く伸びる品種のイングリッシュローズです。3年目の今年はつるバラの様に誘引してみました。
花色は「薄いローズピンク」とデビッド・オースチン社のサイトでも紹介されていますが、どちらかと言うと「薄いサーモンピンク」の方が近い様に感じます。ロゼット咲きで外側に行くほど色が薄くなります。花つきが良く房咲きになるのでとても見栄えがします。葉は照り葉です。
ミルラの香り
香りは強いミルラの香りと言うことです。ミルラとは没薬のことで古代より香料や薬、ミイラを作るときに使用されてきた物です。初めてのミルラ香のバラで、実際に咲いている花の香りを確かめて迎えたのではなく大苗で迎えました。ですのでどんな香りがするのか楽しみだったのですが…。覚えてません!香りは強い品種と言われてるのですが、昨年、一昨年とそんなに強く香った覚えがありません。おそらく「へぇ、こんな香りなんだ」と思ったのは間違いないと思います。ですがそれかピンとこないと言うか、自分の中で消化しきれてないと言うか。「ダマスク香」「ティー香」「フルーツ香」はすぐにイメージ出来るのですが「ミルラ香」はイメージか浮かびません。バラの香りに魅せられた自分としては今年こそこの香りを意識して、脳にインプットしたいと思います。
大型化の恐怖
一昨年は5月上旬に開花し、昨年は5月下旬に我が家のバラの大トリを飾りました。遅咲きなのかなと思いましたが今年は5月の中旬です。どうやら遅咲きではないようです。我が家のバラの中では割と早い方に入ると思います。そしてこれからどんどん返り咲きます。そして問題はつるバラの様にビュンビュン伸びる事なのです。とにかく伸びるんです。育て方も水切れだけ注意していれば大丈夫です。よく伸びるので水切れ注意です。昨年は短く切り詰めたのですがそれでも大きくなりました。そして今年はつるバラのように誘引するので軽く詰めた程度です。ですがすでにあちこちに房になった蕾が顔を出しています。花が終わればそこから伸び始めます。まだ5月です。どれだけ巨大化するのでしょうか。恐怖です…。
玄関脇の壁面にピエール・ドゥ・ロンサールとスパニッシュ・ビューティーを誘引していますが、この時期を過ぎれば葉だけになり少し淋しくなります。そこにイングリッシュローズを置いて彩りとしていました。ですが今年はストロベリー・ヒルを誘引したので淋しさはなくなると思います。巨大化の恐怖はありますが、どれだけ大きくなるのか、どんな風に伸びるのか、どんな香りがするのかなどじっくり観察してみようと思います。来年のレイアウトのヒントになると思いますので。