スパニッシュ・ビューティーに蕾がついています。我が家で1、2位を争う早咲きのバラなのですが、今年も開花に向けて順調に進んでいるようです。
けがの影響で遅ればせながら3月中旬にスパニッシュ・ビューティーの剪定と誘引をしました。今年はとても暖かい冬でしたので芽吹きも早くかなり焦りました。とにかく昨年伸びたシュートを剪定しないと枝先だけにぎやかになってしまいますし、枝先の細いところから出た芽では良い花は期待できません。
しかしつるバラですから枝先から芽吹いてきて下の方を見てもなかなか良い芽が見当たりません。早めに誘引しなかったので頂芽優勢で栄養分が枝先に集まり本来芽吹いてほしい太い部分に良さそうな芽が見当たらないのかもしれません。それでも剪定しないことには昨年の赤いつるバラのように情けない姿になってしまいますので、後のことはあまり深く考えずに剪定しました。
我が家に大苗で来てから毎年少しずつ大きくなり花数も増えてきています。特に昨年は今までで一番花数が多く楽しませてくれました。今年は更なる花数を期待していたのですが、私自身のけがにより剪定作業ができず枝先の方から芽吹いてしまいました。
さて、いざ剪定を始めてみると昨年伸びた今年有望なシュートが付け根から折れていました(涙)。毎年シュートがいくつも出てそれが翌年の花数の増加につながっていたのですが、そんな大事なシュートが折れていたのでとてもショックでした。昨年はいろいろあって手入れも十分にできず伸びたシュートを誘引していなかったので仕方ありません。それでも昨年出たシュートはまあまあ伸びていたので良しとしましょう。
出ている葉を落としてしまうのですから、また仕切り直しとなるので毎日こんなに暖かいにもかかわらずきっと開花は遅れるでしょう。でも我が家のバラ全体に言えることなので開花が世の中の平均よりも遅れるだけで、よその家のバラを見なければきっと気にならないと思います。。。
そんなこんなで4月に入り剪定から一月経ちました。それでも見るとすでに蕾が付き始めています。剪定が遅かったのでどれくらい開花が遅れるのかと思っていたのですが、意外と早く開花するかもしれません。やはり蕾を見るともうすぐ開花するんだという実感がわいてきます。
今、世の中は新型コロナで大変な状況ですが、この時期日々成長した姿を見せてくれるバラの世話があるので、外出せずに楽しく庭で過ごせそうです。皆様も新型コロナには十分お気を付けください。
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