ルリマルノミハムシ対策

バラを育て始めて10年経ちましたが、2年前からルリマルノミハムシがやってくるようになりました。最初は何の虫かわからず触ろうとしたらジャンプするので驚かされましたが、調べて理解したらそれほど恐れることも無く粛々と対処しています(笑)。

ルリマルノミハムシが初めてやって来た2017年の記録はこちら

ルリマルノミハムシの駆除
初めてみる黒光りする虫、ルリマルノミハムシ。体長4ミリほどで花に潜り花粉を食べ、花もボロボロにする。とにかくバラの美観を損ねる虫を駆除する方法を考えました。

ルリマルノミハムシ2018年の記録はこちら

ルリマルノミハムシ、再び
朝出勤前に水やりをしていたらルリマルノミハムシを発見。昨年大量発生し苦労したのですが駆除方法を確立していたので今年は余裕です。薬剤を使用しないので環境やペットにも安心です。

姿かたちもテントウムシくらいの大きさですぐに目につきますからある意味安心です。バラゾウムシなど小さくて目に付きにくいと被害が甚大になる可能性があります。アブラムシのように気が付いたら大繁殖していたと言う事もないですし、1匹見つけても「あ、いた」程度で捕獲します。

また、ルリマルノミハムシは地道に花粉を食べ花を食べるので、花がボロボロになるまで時間がかかります。大量発生していなければ特に焦ることはありません。

以前の記事を見て頂ければお分かりと思いますが、ルリマルノミハムシを捕獲する際に押さえておきたいのは

  • ルリマルノミハムシはジャンプする

ということです。手で捕まえようとしてもジャンプして逃げますし、薬剤をスプレーしてもジャンプして逃げてしまうので効果が有りません(たぶん)。なので駆除する方法としては捕獲しかありません。

ルリマルノミハムシを捕獲する方法も、前述のルリマルノミハムシはジャンプするということを押さえておけば簡単です。用意するのはスーパーやコンビニでもらう袋です。

  1. ルリマルノミハムシがいる花に上から袋をかぶせる
  2. 花首の下で袋を閉じ、花をゆする
  3. 袋を下にして花を抜く

たったこれだけです。

捕獲したルリマルノミハムシ

ルリマルノミハムシは驚くとジャンプするので、袋を上からかぶせ。口をギュッと絞めて花を揺さぶれば驚いたルリマルノミハムシはジャンプして花から飛び出しますが、飛んで逃げた先が袋の中になる訳です。

後は皆さんのお好きな方法で処分してください。ただ、キンチョールなどの殺虫剤を袋の中に噴射すると、ジェット噴射で物凄い量の薬剤が噴射されあっという間に逆噴射状態になって、自分が殺虫剤を浴びるという悲劇が起こりますので十分注意してください。

私の場合、家で何かと重宝しているアルコールスプレーを散布し、袋の中にたまったアルコール水に水没させてしまいます。そのまま袋を縛って放置し、翌日ルリマルノミハムシを見つけたらまたその袋で捕獲しています。

私は毎朝水やりの時にルリマルノミハムシを捕獲するのですが、以前時間が無くて捕獲した袋をそのまま妻が乗る自転車のカゴに入れたままにしてしまい、妻に怒られたことがあります(汗)。くれぐれも人様に迷惑をかけないところに放置してください(笑)。

ルリマルノミハムシを駆除するには地道に捕獲・処分することが大切です。毎日捕獲することになると思いますが確実に数は減ってきます。ルリマルノミハムシの住処は雑草の中だったりしますので、ルリマルノミハムシの捕獲・処分と同時に雑草を抜くなどバラの環境を整えることも必要です。でもこう暑いとなかなか雑草は抜けませんよね。自分の方が熱中症でやられてしまいますので雑草を抜いたりの作業は涼しくなってからにして、それまでは地道に捕獲・処分しましょう。

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