パテンス系ピールの開花

バラの開花に関する記事の作成に追われてクレマチスの開花についての記事を書いていませんでした。ピールの一番花は終わってしまったのですが、記録として今年の開花を記します。

開花したクレマチスピール

このピールは随分と長いこと我が家で育てていますが、ある時から謎の成長停止を繰り返し花をつけるまでに至りませんでした。

クレマチス・ピールの植え替え
昨年に続き今年も謎の成長停止をしたクレマチス・ピール。原因をつきとめ来年に備えて植え替えました。

しかし数度の植え替えの末、昨年やっと復活してくれました。

クレマチス・ピールが完全復活して咲きました
3度の植え替えから完全復活を目指したクレマチス・ピール。見事に完全復活し綺麗な花をつけました。そして次なる目標は私の「ピールはジャックマニー系かパテンス系か」という長年の疑問を解決すべくパテンス系として育て、ジャックマニー系として育てた今までとの違いを見つけることです。

数年ぶりに見るピールの花に感激しましたが、一番花の後軽く切り戻してみたのですが二番花はつけてはくれませんでした。それまでの事を考えたら病み上がり状態と言っていいと思うので仕方のないことだと思いました。

考えてみればこのピールを我が家に迎えてからずっとジャックマニー系と信じて毎年株元1節を残して強剪定していたのですが、毎年1本しかつるが伸びてこないのでおかしいと思い、昨年は瀕死の状態から回復し弱々しくも少し伸びたツルを剪定せず様子を見ました。しかし昨年は病み上がりと言う事もありつるが何本も出ることはなかったのです。そこでもう一年様子を見ようと言う事で今年に至りました。

芽吹いたクレマチスピール

そして今年の冬剪定ですが、パテンス系クレマチスとして扱い、軽い剪定にして昨年伸びた1本のツルを残しました。春の芽吹き以降どのように成長するのか見ていたのですが、思っていた通り何本もつるが出て伸びていきました。ただ伸びたツルの成長速度に違いがあり、一番最初に咲いた花は既に終わっているのですが、成長に時間がかかったつるに蕾がついて今咲き始めています。今まで地際で強剪定していた時は1本のつるしか伸びてきませんでしたが、今年は地中から2本のつるが出てきました。もちろん剪定せずに残した昨年の旧枝からもつるが伸びていますので、正直どうなんでしょう。何系だから○○と言う事ではなくて、新旧枝両枝咲きと言う事で納得しましょう。

そして今年は芽吹きから元気よく4本のつるが出てくれました。とても元気に伸びてくれて誘引したのですが、クレマチスの誘引になれていないのでちょっとバラバラになってしまい、思い描いたような形にはなりませんでした。開花位置が離れてしまってちょっとなんだかなって感じです。
蕾をたくさん付けたクレマチスピール
さらに誘引したのがメインの方ではなくその隣のピエール・ドゥ・ロンサールとマダム・ピエール・オジェを誘引している場所なので、下の方は花どころか葉も無くて汚れたブロック塀が丸見えな場所ですからあまりきれいな景色にはなりません(涙)。ここには目隠し的に他のバラを置いてピールを絡ませれば良いかもしれません。一番花が終わったら順次切り戻していくのでその時にレイアウト変更をしてみようと思います。

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