クロード・モネの剪定をしました

二月に入り、今年のシーズンに向けて作業を開始しました。まずは昨年大活躍してくれたクロード・モネの剪定です。

なかなか咲かないクロードモネ

2018年大活躍のクロード・モネ

一昨年の夏に新苗で迎えたクロード・モネですが、昨年は2年生でしたからそんなに多くの期待はしていませんでした。ところがクロード・モネは一年を通して次々と花をつけてくれ、私たちの目を楽しませてくれました。

2018年の我が家のバラを振り返る
2018年の我が家のバラ達は非常に不調でした。2017年我が家のMVPのラ・ローズ・ドゥ・モリナールなんて見る影もありませんでした。そんな我が家の2018年のバラを振り返ります。そしてMVPに輝いたのは・・・

我が家の玄関脇のメインスペースにはつるバラ以外にいくつかの鉢バラを置いているのですが、一種類のバラだけで雰囲気を出すのは難しく、何種類かのバラが同時に咲いて雰囲気が変わります。しかしクロード・モネは咲いたとたんにあたり一面ををポップなカラーで可憐な雰囲気に変えてしまう力がありますから、他のバラが咲いていなくても賑やかになった気がします。

クロード・モネは植え替えずに剪定

昨シーズン前、植え替えをしたバラのほとんどが2018年は不調に終わりました。その反省もあり昨年絶好調だったクロード・モネは植え替えません。クロード・モネに限ったことではないのですが、特に問題のなかったバラは敢えて負担をかけるような植え替えはしないことにしました。根が回ってしまっていたり、途中から不調になったりと言った植え替えの必要性のあるバラだけ植え替えることにしたのです。あとは肥料や活性剤などの資材で管理していこうと思っています。

鉢底のチェック

さて、まずはクロード・モネの葉を全部落とし、鉢の裏をチェックします。鉢底の穴から根が出ていたり見えていれば根が回っていることになりますから、植え替えをしなければなりませんのでチェックが必要になります。クロード・モネは根が全く見えていませんので植え替えをしなくて良さそうです。

剪定後の姿をイメージして剪定

まず、細い枝や枯れた枝を落とします。細い枝には良い花は付きませんので、他の枝に十分に栄養が届くようにカットします。

次に全体を見て、剪定後をイメージして剪定する場所を決めます。基本は前年伸びて一番花を咲かせた枝の外を向いた良い芽が付いているところで切るのですが、なかなか思ったところに外を向いた良い芽が無かったりします。そんな場合、私は無理をせず内側を向いた芽のところでカットしています。いずれ芽吹いてきてからバランスを見て良いところでカットしてバランスを整えることにいますのであまり真剣に考えずにザックリと剪定し、最終的に形を整える感じです。

剪定前のクロードモネ

今回は赤い印のところで剪定します

クロード・モネの剪定完了

さて、今回のクロード・モネの剪定ですが、上の写真が剪定前の伸びた姿です。その写真にある赤い線のところで剪定しました。まだ若い株ですから力強い太い枝で深く剪定しました。

剪定後のクロードモネ

クロード・モネは木立性で1mくらいの樹高というあまり大きくならない品種ですから、深めに剪定しました。我が家の庭はシュラブ系のバラが多く木立性のバラが少ないですし、シュラブの下の空いたスペースを埋めるのに大きくならない木立性のバラは最適なのです。そして太い枝で剪定することで多くの芽が出て昨年よりも多くの花をつけてくれるはずですので、今から開花が楽しみです。

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