今年もリコリス・スプレンゲリが咲きました。
このリコリス・スプレンゲリは以前、Instagramの投稿で見て一目ぼれした花です。ピンクの花色に青が入っているなんて信じられませんでした。そのピンクと青の色合いが素敵で、すぐに調べて球根を買い求めたのです。
届いた球根はまだ若く、その年は1本しか伸びずしかも1輪しか花が咲きませんでした。しかも蕾を持った段階で台風の強風で折れてしまい、支柱を立てて折れた部分をセロテープで巻いて何とか開花できたのですが、その花を見た時の感動は今でも忘れる事が出来ません。
その後、毎年球根から1本しか伸びて来なかったのですが、今年は知らない間に5本も伸びていました。伸びてきたのには全然気が付かなくて、恐らく地上に出てからはあっという間に伸びたのだと思います。気が付いたときにはもう蕾がついていて開花間近の状態でしたので、慌てて鉢を表に持ってきました。
そしてそれぞれの茎には複数の蕾がついていますので、たくさんの花が同時に開花し、この上ない姿を見せてくれています。正直こんなにたくさん蕾を付けてくれるとは思わなかったので、昨年までの姿と違いすぎて少し戸惑っています。
紫色の蕾から開き始めはピンクの花が花弁の縁に向かって青いグラデーションが現れ、咲き切るとその青い色が消えピンクの花になります。どうしてピンクの花に反対色の青が入るのか不思議ですが、来年もたくさん咲いて楽しませてほしいと思います。
コメント