素敵な景色を作るために
来年の春に向けて秋植え球根を買いました。一応球根植物としてはムスカリとシラーペルビアーナを育てています。大した世話もしてませんし、植えっぱなしです。育てているというよりは毎年けなげに咲いてくれている、と言ったほうが正しいと思います。
何かが足りない
基本的にバラにしか目がいかないのでほかの花などはあまり興味がありませんでした。今年、Instagramを始めて写真を沢山撮るようになったのですが、5月のバラの開花が終わりバラの花数が少なくなってきた時に我が家の庭がとても寂しく感じました。何かが足りないのです。フォロワーさんの写真を見ていても他の花たちがバラを引き立てていますしとても素敵な雰囲気を醸し出しています。我が家の庭にはバラを引き立てる花がないことを痛感したのです。自分が実際そこでこの目で見てる分には気にならないのですが、写真という客観的なもので見たときに明らかに何かが足りないというのが伝わってしまいます。バラのアップの写真なら良いのですが、風景としてのバラと捉えたときにちっとも素敵な景色ではありません。やはりバラを引き立てるような花が必要です。そしてバラが終わった後の庭も殺風景になってしまうのでやはり他の植物が必要です。この時期宿根草は終わっているのでいくつか球根を仕入れました。
できれば植えっぱなしで
我が家の庭では基本的に植物は鉢植えになります。なので球根植物も毎年掘り上げて秋にまた植えて、のはずですが…植えっぱなしです。今まで沢山のチューリップを植えました。しかし一度も掘り上げたことがありませんので球根が全て消滅してしまいました。ですから選択肢としてできれば植えっぱなしで良い球根が第一になります。とは言っても球根植物の開花した写真を見ているうちに、欲しくなってくるものもあります。しかも掘りあげないといけないとか。結局欲望には勝てないので「来年こそは掘りあげるぞ」と自分に言い聞かせて買ってしまいました。
なぜ掘り上げないといけないのか
掘りあげなくて良い球根が第一なのですが、なぜ掘り上げなければいけないのか。掘り上げなければいけないと言うことは、それなりの理由があるはずです。そこで調べてみました。掘りあげなければいけない理由としては
- ウィルスなどで球根が腐ってしまう
- 休眠期の高温多湿により腐ってしまう
- 休眠期の霜の害により枯れてしまう
- アヤメ科の植物など連作障害が出るものがある
ということです。その植物の原産地の環境に従うと言うことですね。無理矢理日本の環境に合わせようとしても無理なのです。こうやってちゃんと調べて理解すれば掘り上げ作業も苦ではないような気がします。
今年より少しでも素敵に
やはり素敵な景色を作るのに労力を惜しんではいけません。植物も生き物ですし個性もあります。バラに捧げる愛情と同じくらいの愛情を捧げなければいけません。そうすればきっと私が思っている以上の景色を作ってくれることと思います。今年より少しでも素敵な庭になるように。そして「手をかけてよかったな」と思える庭になるように頑張ろうと思います。
今回購入した球根
- オーニソガラム・ウンベラタム
- オーニソガラム・ヌータンス(ガラスの花)
- シラー・シベリカ
- シラー・ノンスクリプタ(イングリッシュブルーベル)
- バビアナ
- リューココリーネ
- ワトソニア
どんな花を咲かせてくれるのか今から楽しみです。
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