ヴァリエガータ・ディ・ボローニャの剪定と誘引 2020

ブルボンローズの名花と言われる絞りのバラ、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャの剪定と誘引をしました。昨年末に骨折し2月から会社に行きはじめたのですが、その頃はまだ痛みで歩くのがやっとの状況でしたので、バラの世話なんて夢のまた夢でした。しかし今年は暖冬でバラの芽吹きも例年よりもとても早く、「早く剪定しないと!」と気ばかり焦っていました。

剪定したボローニャ

骨折で遅れた剪定と誘引

そして3月になりそろそろ作業ができるような状態になったのですが、家の用事や週末の雨でなかなか剪定することができませんでした。見ると昨年伸びた細い枝からも芽が出て葉が展開してきていますし、十分に伸びたシュートも誘引していないので枝先の方から芽が出ています。

どうしようか悩んだのですが、細い枝から芽が出ても、結局は小さな花だったりして良い花は望めませんし最悪ブラインドになってしまうので、結局いつものように十分の太さのある所で剪定しました。

オールドローズですが大きくなるタイプなのでつるバラのように育てていますから、元々誘引してあるところからも芽が出ているので、そこは細い枝を切除して間引きました。

気難しいオールドローズ

昔京成バラ園で見た花がたくさん咲いているヴァリエガータ・ディ・ボローニャの姿に憧れて我が家に迎えてもう5年になるのですが、一度もあの私を魅了したたくさんの花をつけている姿を見せてくれたことがありません(涙)。育てている環境が悪いのか、私の管理が悪いのか、はたまた苗が未熟で若いからなのか分かりませんが、10輪咲いたことがありません。何ぶんにもオールドローズなので結構気難しいところもあり、ご機嫌を伺いながら育てるしかないのかなと思っています。

我が家ではオールドローズのマダム・イザーク・ペレールが同じように機嫌を損ね成長をやめてしまいましたが、誘引を解いた途端に成長し始めたという事例もあるので、よく観察しながらあれこれ試してみたいと思います。

土壌改良に植物性の堆肥

そして剪定と誘引が終わってから、鉢土の表面に土壌改良目的で植物性の堆肥を厚めに敷き詰めてみました。私は基本的に問題がなければ植え替えはしない方針ですが、土を替えない分土壌改良をしようと思い、今年から植物性の堆肥を敷き詰めてみることにしました。と言うのも1年間の水やりや、強い日差しで鉢土の表面が硬くなって微生物が住みにくい環境になっている可能性があるからです。土の団粒構造を維持することで根が張りやすくなったり、水やり時に酸素もたくさん送り込めると思うので、バラにとっては成長しやすい環境になると思うのです。

田舎の堆肥

剪定が遅かったので開花に一抹の不安がありますが、今年はシュートが多く発生してくれることを願ってみていきたいと思います。

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