今年もスパニッシュ・ビューティーが真っ先に開花しました。4月に25℃を超える日もあり例年以上に早く開花するのではないかと思われましたが、そのあと気温の低い日が続き結局昨年よりは1週間ほど遅く開花しました。
昨年12月に軽く剪定し枝を整理しました。鉢植えのふりをした地植え状態ですが、枝の更新をしないとピエール・ドゥ・ロンサールのように老木になってしまうのではないかという心配が頭をよぎり、古い枝を処分しました。
枝の途中から元気な枝がビュンビュン出ていましたので、その枝数本を残してそれより先を一気に切り落としました。まぁそれでもかなり太い元気な枝が残ったので、来年もたくさん花をつけてくれることは想像できました。
そして今年の開花を迎えたわけですが、開花してみてびっくりしました。とにかく花数が多いのです。開花する頃にはまた気温が高くなってきたせいもあり、一気に開花した感じです。それでもまだ蕾はたくさん残っています。
圧巻の景色を作り出してくれているスパニッシュ・ビューティーですが、困ったことが一つありました。それは気温が高すぎて花色も薄く日中は夏の暑さのせいかみんな花が下を向いてしまっています。そう、四季咲きのバラが8月の真夏に咲いた時の日中の姿です。
春先に咲くつるバラはこんな真夏の暑さなんて経験したことがないはずです。とはいえ自然を変えることはできません。いつもの深い色合いを楽しむ間もなく一気に散ってしまいます。花数が多かっただけに散ってしまった花弁の片づけだけでも大変です。
このスパニッシュ・ビューティーはつるバラですがさわやかな香りがあります。そんなに強い香りではないのですが、そのさわやかな香りで開花したことを感じられます。しかし今年は非常に気温が高いせいか、その香りもいつもの年よりも強く香っているようです。
まだまだスパニッシュ・ビューティーの花と香りは楽しめそうです。あとはベーサルシュートが出てくれれば言う事ありません
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