5月10日にオールドローズのヴァリエガータ・ディ・ボローニャが開花しました。
先の記事でも書きましたが、昨年のサボリで今年は花も咲かないんじゃないのかと思っていたので、正直うれしい気持ちでいっぱいです。
このヴァリエガータ・ディ・ボローニャとの出会いは京成バラ園へ行った時で、トレリスに這わせた地植えで大きくなっているボローニャが、たくさんの花をつけている姿を見て一目惚れしてしまいました。そして絞りのバラと言うのがとても新鮮で、これが普通の単色のバラならば、目を奪われることもなく育ててみたいと思う事もなかったでしょう。
そして2015年に我が家にこのヴァリエガータ・ディ・ボローニャを迎えたわけですが、いまだに私がイメージするほどに大きくなりません。2015年からの成長を写真で見てみると、少しずつですが大きくなっています。でもどこの紹介文を見ても「成長力が旺盛」と書いてありますが、我が家のは成長力が旺盛とは感じません。それどころか最近は少し衰えてきたような気がします。実際、ベーサルシュートも出ませんし老化の一途を辿っているのでしょうか。
愚痴が多くなってしまいましたが(笑)、このヴァリエガータ・ディ・ボローニャの魅力は絞りの色です。白に濃いピンクの絞りなのですが、咲き進むにつれ退色し濃いピンクが紫色へと変化していきます。これがまたブルボンローズでありながら和を感じさせる色で、とても魅力的な色です。
それと葉が特徴的で、薄い緑色の細長い葉です。普通のバラは少し丸みをおびたぷっくりとした形ですが、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャの葉は細長いのです。ですから花が無くてもすぐにわかります。
このヴァリエガータ・ディ・ボローニャに限らずオールドローズと言うのはとても気難しいようです。そのクラシカルな花型や色味、香りとどれをとっても一級品なのですが、生育環境に何か問題があると途端に成長しなくなるような気がします。同じブルボンローズのマダム・ピエール・オジェやマダム・イザーク・ペレールも同じです。なのでこの秋に植え替えをしてみようと思います。
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