スパニッシュ・ビューティーが開花しました。2021年の開花一番乗りはやはりスパニッシュ・ビューティーでした。
今スパニッシュ・ビューティーが満開なのですが、今朝玄関を出るとスパニッシュ・ビューティーの香りが満ち溢れていて、大輪の花が満開になるとここまで強い香りになるんだと驚きました。スパニッシュ・ビューティーは、香りのあるつるバラという事で我が家に迎えたのですが、年がたつにつれ株も充実し、ここのところ毎年花が大きくなってきていました。そして今年は強い香りを振りまいて存在をアピールしています。
これまでスパニッシュ・ビューティーは爽やかな香りがとても気持ちよく、何となく香ってくるイメージでした。それが今年は物凄く強い香りで、しばらくスパニッシュ・ビューティーの香りという事に気がつきませんでした。とは言え、脇にあるマダム・ピエール・オジェのダマスクの香りとも違いますし、一輪開きかけているストロベリー・ヒルかと思ったのですが、たった一輪でこの強い香りはあり得ません。「もしやスパニッシュ・ビューティー?」と思い花に顔を近づけてみると、まさにスパニッシュ・ビューティーの香りだったのです。
私はバラの香りが大好きなので、我が家の庭にあるバラのほとんどが強香の品種です。つるバラというのは、香りがないかわずかに香る品種がほとんどなのですが、つるバラにも香りを求めてスパニッシュ・ビューティーを迎えました。それでも毎年ほのかに香る爽やかな香りに癒されていたのですが、今年はその強い香りにクラクラしそうです。これもまた株が充実し花が大きくなったことと、つるバラだけに花数が多くなったことがその理由だと思います。
このスパニッシュ・ビューティーは隣家との境のブロック塀の前に誘引しているのですが、元気が良すぎて伸びた枝がトレリスの隙間から隣家の敷地に伸びて、そこで花をつけてしまっているのがちょっと悩みでもあります。今朝も隣家の敷地で花が散らないように、侵入して咲いている花を全てカットしておきました。平日は花がら摘みをする時間もないので、休日にやっておかないと迷惑をかけてしまいますから。
そして水やりをして気が付いたのですが、どうやら鉢の中は根がだいぶ回っているようで、なかなか水がしみこんでいきません(汗)。これだけ元気に成長してたくさん花をつけているのですから、そりゃ根もだいぶ伸びているはずですよね。秋になったら一回り大きな角鉢が余っているのでそれに植え替えます。
見るとまだ蕾も残っているので、まだまだしばらくの間はスパニッシュビューティーの優雅な佇まいと香りを楽しめまそうです。
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