以前、ウイリアムシェイクスピア2000を枯らしてしまったという記事を書きました。
ウイリアムシェイクスピア2000がカタログから外れる
そのウイリアムシェイクスピア2000はデビッドオースチン社のカタログからも外れ、パテント切れということで生産されなくなり、もはや手に入れることが不可能となっていました。実際、ウイリアムシェイクスピア2000を枯らしてしまった時に、もう一度迎えようと思って知っている限りのナーセリーさんのサイトを見て回ったのですが、どこも扱いがありませんでした。親切なショップでは「パテント切れのため生産されない」という表示があり、慌ててデビッドオースチン社のサイトを見るも、ウイリアムシェイクスピア2000は見当たりませんでした。もう二度と手に入らないことがわかり深く落胆したのです。
ムンステッド・ウッドを迎えるも
その後ウイリアムシェイクスピア2000に代わるバラを探したのですが、なかなかそれに見合うバラを見つけることが出来ませんでした。それでもウイリアムシェイクスピア2000に代わるバラを探さないと気が済まない状態になっていて、迎えたのがムンステッドウッドでした。しかし2月に迎えたムンウテッドウッドはすでに芽吹いていてちょっと違和感がありましたが、今さら芽を摘むのもどうかと思いそのまま育てて開花を迎えました。そして開花したムンステッドウッドは期待していたように素晴らしいバラでした。しかし2月に芽吹いていたからかどうかはわかりませんが、枝は他のバラより細く花もそこまで大きくはなくちょっと貧弱な感じはしていました。結局根腐れしてしまい枯らしてしまいました。
そしてまたクリムゾンのバラがなくなり、ウイリアムシェイクスピア2000に代わるバラを無理に探すことはやめました。このブログもすでに始めていたのでそんな感傷に浸っている暇もなく、ネタを作るために我が家のバラたちの世話をして観察していると、デルバールの絞りのバラたちがとても素敵な表情を見せてくれることを発見したのです。その都度違う表情を見せる絞りのバラにすっかり魅せられてしまい、ウイリアムシェイクスピア2000に代わるバラを探すことも無くなっていました。
ブログに届いた1件のコメント
そして今日、ブログの更新をしようとしたら、1件のコメントが届いていました。この時期バラの秋の開花の前で特にネタも無く更新していなくて(スミマセン)コメントに気が付かなかったのですが、そのコメントを見るとウイリアムシェイクスピア2000の記事を読んでくれた方が親切にも「ウイリアムシェイクスピア2000はコマツガーデンさんで扱っている」と教えてくれたのです。
「マジかっ!」 急いでコマツガーデンさんのオンラインショップを見てみました。なんとイングリッシュローズのコーナーに「ウイリアムシェイクスピア2000」の取り扱いがあるではないですか。確かウイリアムシェイクスピア2000を枯らして探しまくっていた時、知りうるすべてのナーセリーさんのサイトを見たつもりでしたから、コマツガーデンさんもチェックしたはずです。
それが今、理由はわかりませんが復活していたので飛び上がらんばかりに喜び、すぐにポチったのは言うまでもありません。正直なところ我が家の庭は狭く、また最近の自分の体調も考えてもうこれ以上バラを増やすことはやめようと決めていました。どちらかと言うとクレマチスを増やそうと画策していて、来月には2種類ほど頼もうと思っていました。しかしウイリアムシェイクスピア2000があるのなら話は違ってきます。何を置いてもウイリアムシェイクスピア2000は迎え入れなければなりません。とにかくそうまで思わせてくれる素晴らしいバラなのです。なのでクレマチスは一時保留になりました(気がついたらしっかり購入しているかもしれませんが)。
予約大苗なので12月以降の発送になるのですが、今から迎え入れる準備をして待ちたいと思います。と同時に来年のレイアウトも考え直さなければいけません。今年は外壁塗装もあって急遽レイアウトを変え、それによる問題もいくつかありました。これから秋のバラの開花時期になります。気温が下がる秋の方が春よりも花の色が濃く長い時間花を楽しめるのでとても待ち遠しいのですが、それよりも前に来年のレイアウトを考える楽しみも出てきました。これからちょっと忙しくなりそうです。
今日ウイリアムシェイクスピア2000をポチったことはまだ妻には内緒です(笑)。
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