2019年7月21日
6月から外壁塗装工事が始まり、家は足場で囲まれました。この工事に先駆けて、足場の邪魔にならないよう5月の連休中に庭を片付けました。
- ピエール・ドゥ・ロンサール
- スパニッシュ・ビューティー
- ストロベリー・ヒル
まず基本の3つのつるバラは冬の剪定時に隣家との境にあるブロック塀側に移動して誘引していました。そこにあまり大きくないつるバラのヴァリエガータ・ディ・ボローニャと、小さなつるバラとして育てているマダム・ピエール・オジェを誘引してブロック塀のスペースを埋めました。
当然つるバラは上の方に花をつけますから下の方が寂しくなってしまいますので、間に小さなバラを配置します。
- ラ・パリジェンヌ
- クロード・モネ
- ボレロ
- グラハム・トーマス
- マダム・イザーク・ペレール
さらにつるバラに3種類のクレマチスを絡めました。
- ハーグレイ・ハイブリット
- マダム・ジュリア・コレボン
- ピール
ちょっと寄せすぎかなとも思いましたが、問題があれば再度手直しすることにしました。
そしてGW過ぎて開花した姿を見ると少し鉢を寄せ過ぎた感じはしましたが、それによって全体のボリュームが出ていてとても良い感じの風景を作り出してくれたので大満足です。
そこまでは良かったのですが、6月に入ると同時に梅雨に入りぐずついた天気が続きました。
そして予想外というか考えていなかったのが地植え状態のラベンダーグロッソです。ブロック塀の前のちょうどセンターの位置に鎮座しているのですが、これが大きく伸びて満開を迎えてしまい、直径は1メートルに達しました。そのため5月に鉢を移動した時に見えたクロードモネとグラハムトーマスがラベンダーグロッソに覆われて見えなくなってしまったのです。
そして6月中旬には外壁塗装工事も終わり足場も撤去されたのですが、梅雨真っ最中で土日は雨が多くバラを移動することができずにいました。
そうなるとどうなるのか。皆さんお分かりだと思いますが風通しが非常に悪くなります。そして1ヶ月半の長雨です。
遠目に見ていてなんとなくわかってはいましたが、近くに寄ってみるとそこにはとてカオスな風景が広がっていました。
ます、一面に黒星病が広がっています。特にオールドローズは黒星病に弱いので、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャとマダム・ピエール・オジェはかなりの葉に黒点が出ています。あとはグラハム・トーマスにもかなり出ています。
まずは黒星病に罹って黄変した葉を取り除き、黄変してはいないものの黒点が出ているを取り除きました。葉を全て取り除いて坊主にするわけにもいかないので、可能な限り残しました。
サプロール散布もしたいところですが、時間が夕方だったので散布するわけにもいかず、葉の切除だけにしました。サプロール散布は後日する予定です。
次に雨で花柄摘みができていないものもあったので、花柄摘みも兼ねて少し切り戻しました。特にストロベリー・ヒルは予想外の成長と花付きで枝数が多くワサワサ伸びていましたから、長さ調整も兼ねて切り戻しました。他にもかなり葉が混み合っていたので短い枝や交差する枝を切除してすかし、風通しを良くしました。
ストロベリー・ヒルの花にはルリマルノミハムシが群がっていました。昨年はルリマルノミハムシがたくさんいたのですが、今年はだいぶ数が減りましたがまだいます。とりあえず袋をかぶせて捕獲しました。基本は上から袋をかぶせます。
そしてあちこちの葉でチュウレンジハバチの幼虫を発見。葉のまわりについて葉をバリバリ食べています。いつもは箸で捕獲するのですが、見たところ結構あちこちにいるので群がってる葉を取り除きました。
コガネムシもいます。こいつらは普通の薬剤が効かないので、殺虫剤で対処しました。鉢土に産卵されるとバラの根を食べられてしまうので要注意なのですが、今年は梅雨前にマルチングをしなかったのでちょっと心配です。すぐに鉢全部にクリプトモスでマルチングしました。
杉の樹皮から生まれた天然の培養資材【クリプトモス】 20L〔バラ マルチング〕
クロード・モネ、グラハム・トーマス、ボレロとマダム・イザーク・ペレール2号は広い場所に移しました。
そして4月に肥料を与えたきりなので追肥しました。そして今年から与えている微量要素肥料のハイグリーンも与えました。ハイグリーンは毎月与えているのですが、ハイグリーンの効果で花付きが良くなったのかなと思います。そして今年のバラの花の色の赤が強く出ている原因もハイグリーンなのかなと思ってもいます。
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