ラ・パリジェンヌが開花しました。我が家の開花の最後を飾るのはデルバールのバラたちです。その中でまず一番手がラ・パリジェンヌでした。
ラ・パリジェンヌってどんなバラ?
- 系統 フレンチローズ
- 花径 中輪
- 花形 抱え咲き
- 香り 中香
- 開花 四季咲き
- 花色 オレンジと黄色のグラデーション
- 樹高 1.2m
- 樹形 シュラブ
- 作出 2009年フランス デルバール社
- 特徴 シュラブと言っても小さいので鉢植え向き。病気に強い
花色がオレンジと黄色というビタミンカラーのグラデーション。見ているだけで元気を貰えます。
病気や害虫に強いです。我が家では特に何もしなくても黒星病にはかかっていません。昨年はハモグリガとアブラムシの被害にあいましたが樹勢を落とすこともありませんでした。
香りは中香なのですが、あまり印象はありません。どんな香り?と言われても思い出せません。本当にあまり香らないのか、その花色に気持ちが持っていかれ気が付かないのか。今年は注意して香りを楽しみたいと思います。
これがラ・パリジェンヌ?
今年も開花したのですが、あの元気いっぱいなビタミンカラーじゃありません。一昨年夏に新苗で迎えましたから、まだ株が充実していないと言う事もあるのかもしれませんが、昨年一年みてもとにかく色が安定しません。むしろあのビタミンカラーのほうがレアかもしれせん。
昨年の一番花は薄ピンクに薄クリーム色でした。
夏に咲いたのがほぼ濃いピンク。「あなた誰?」って感じです。
結局2018年は秋になって本来の色味に近いオレンジ系の花が咲きました。ネットで調べても皆さん本来のビタミンカラーにはなっていないようです。これはやり日本の気候と関係しているのでしょうか。
そうは言っても不満はありません。絞りや複色のバラはその時々で色が違ったり色味の面積が違うのが当然ですし、それによって違った表情を見せてくれます。毎回色味が違う、咲いてみないとわからない、と言った要素がこういった複色バラの特長であり、魅力でもあるのです。極端な言い方をすれば同じ花が無いと言う事ですから、咲くたびに自分の記憶にとどめなければなりません。
2019年の一番花は割とはっきりとしたピンクと黄色の花が多かったと思います。これから二番花、夏の三番花そして秋の花とどんな表情を見せてくれるのでしょうか。今からとても楽しみです。
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