ヴァリエガータ・ディ・ボローニャが咲いたのですが・・・

オールドローズのヴァリエガータ・ディ・ボローニャが咲きました。絞りのバラで強い香りがあり私のお気に入りのバラの一つです。しかし今年咲いた姿を見るといつもとちょっと違っていました。

ヴァリエガータディボローニャ

ヴァリエガータ・ディ・ボローニャってどんなバラ?

  • 系統 ブルボンローズ
  • 花径 中輪
  • 花形 カップ咲き~ロゼット咲き
  • 香り 強香(ダマスク香)
  • 開花 一季咲き
  • 花色 白に赤紫の絞り
  • 樹高 2m
  • 樹形 半つる性
  • 作出 1909年イタリア
  • 特徴 よく伸びるのでつるバラとして扱える

ヴァリエガータ・ディ・ボローニャは絞りのバラの中では一番有名なのではないでしょうか。花だけ見るととても派手ですが、中輪の花なので庭にあっても主張しすぎることもありません。

花は白地に赤紫の絞りが入り、房咲きになります。咲き進み退色してくると赤紫が紫色に変化してくるのですが、この退色した紫色と言うのもとても素敵な色です。

香りは強く、ダマスクの香りに惹かれます。さすがオールドローズと言った感じです。

ただ、オールドローズですから耐病性はさほど強くなく、毎年うどんこ病にかかってしまうのですが、今年は開花前にうどんこ病は発症しませんでした。

今年はなんかちょっと違う花・・・

今年もやっと開花したのですが、いつもの年とは感じが違いますし、え、これ本当にヴァリエガータ・ディ・ボローニャ?って思いました。

ピンクのボローニャ

ピンク地に赤紫の絞り

今年咲いたヴァリエガータ・ディ・ボローニャは、なんと花の白い部分がピンク色で、ピンクに赤紫の絞りが入った花なのです。なんかカメラでピンクのフィルターをかけたような感じで何度見ても慣れることは無く違和感ありありです。やはり白地だから赤紫の絞りが映えるのであって、ピンクに赤紫ではなんだかなあといった感じでイマイチです。酔っ払いか、と言いたくなるような色合いなのです。

それでも咲き進んでくるとピンクが薄くなり白っぽくはなってきますが、完全に白ではありません。一体どうしたのでしょうか。

白くなったボローニャ

数日してピンクが薄くなったボローニャ

生育旺盛のはずだけど

何を見てもこのヴァリエガータ・ディ・ボローニャは生育旺盛でどんどんシュートを伸ばし枝数が増え、そこにたくさんの房咲きの花をつけると言う事なのですが、我が家ではサッパリです。ジャンジャンシュートはでません。

昨年植え替えたのですが、他のバラと同じように花後の成長がイマイチでした。新しいベーサルシュートも出ず、シュートも伸びませんでした。そんな訳で今年は主枝の他に貧弱な枝が1本あり、そこにも花が付いたのですが、見た目も良くないので花後に株元から切除しました。これでベーサルシュートが出てくれれば言う事ありません。

施肥にしても他のバラと同じように管理していますし、正直なところ何が悪いのかわかりません。結構日当たりの良いところの誘引していたのですが、壁面なので壁からの輻射熱が良くなかったのでしょうか。今年は鉢を移動したのでどうなることやら。これからの成長が楽しみです。。

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