今年の台風やらなんやらで雨が多く、灰色カビ病にかかってしまったクリスマスローズ・ニゲルが手当ての甲斐なく枯れてしまいました。
七月の終わりに何やら葉が変色しおかしなことになっているのに気がつきました。その時のことはこちらの記事をご覧ください。
手遅れだったクリスマスローズ・ニゲル
8月の初めにどうやら灰色カビ病だとわかり、薬剤を散布したりしながら様子を見てきました。最終的に葉が一枚になり、それでも元気に頑張ってくれていたのですが、葉を落とした茎の根元が徐々に腐って行きました。手で押すとポロっと取れる感じです。腐敗が隣の茎に移り次第に広がっていきます。
最後まで残った葉も少しずつ茶色くなっていき、茎の根元も茶色くなってしまいました。そして最終的に株元は腐り真っ黒になってしまい、枯れていまいました。
その後で鉢から抜いてみましたが、土は水浸し状態ではなく問題はありませんでした。根腐れ状態で水を吸い上げることができなかったというよりも、やはりカビにやられてしまったという感じでした。
やはり最初に異変を感じた時に、早く手を打っていれば枯れることはなかったのかもしれません。しかし見たことがないような葉の変色でしたから、しばらく様子を見てしまったことがいけなかったのですね。カビですからその間にどんどん広がっていったのでしょう。
ニゲルの両側においていた咲かないクリスマスローズにも少し感染していたようですが、こちらは薬剤散布の効果があって沈静化しています。一部古い葉が怪しい状態ですが、新芽も伸びてきたので時期を見て切除してしまおうと思っています。
クリスマスローズに灰色カビ病はポピュラーな病気
今回、灰色カビ病について調べましたが、クリスマスローズではポピュラーな病気のようでちょっと驚きまして。我が家の咲かないクリスマスローズは長いこと育てていますが今まで一度も灰色カビ病になったことはありませんでした。ま、咲かないから何もせずコニファーの下に放置していたからかもしれません。意外とあの環境はクリスマスローズにとって良かったのでしょうか。そう考えるとクリスマスローズ・ニゲルは結構気合を入れて管理をしていたのですが、それがかえって過保護になっていたのかもしれません。
枯れてしまったことはとても残念ではありますが、今回とても貴重な経験をしたと思っていますので、次のニゲルにはこの経験を生かして大きく育てたいと思います(買う気満々)。
コメント