ルリマルノミハムシ、再び

先日、朝水やりをしていたらボレロにルリマルノミハムシがいるではありませんか。昨年大量にやってきてバラを次から次へと食い荒らした憎い奴。しかし、今のところ発見したのは二匹だけです。

スパニッシュビューティーに隠れるルリマルノミハムシ

ルリマルノミハムシが今年もやって来た

昨年はバラを育て始めて初めてルリマルノミハムシと対面しました。何もわからずいきなりジャンプしたのにはビビリましたが、なんとか駆除方法を確立したので今年は余裕です(笑)。昨年の奮闘記はこちらです。

ルリマルノミハムシの駆除
初めてみる黒光りする虫、ルリマルノミハムシ。体長4ミリほどで花に潜り花粉を食べ、花もボロボロにする。とにかくバラの美観を損ねる虫を駆除する方法を考えました。

余裕の対応

出勤前でしたので時間がないなかで対処しなければなりませんでした。一匹はピョ〜ンと飛んで行ってしまったのですが、もう一匹は呑気に花の中に隠れているつもりです。ボレロの花もそろそろ枯れ始めていたので、薬害が出ても問題ないと思い応急処置としてとりあえずキンチョール攻撃で駆除しました。残りの一匹はまた週末にでも対処します。なんかすごい余裕です。

ルリマルノミハムシの駆除方法

ここでまたルリマルノミハムシの駆除方法を確認したいと思います。ルリマルノミハムシは薬剤をスプレーしてもジャンプして逃げますから効果がありません。ルリマルノミハムシは捕殺するしかないのですが、問題はどうやって捕まえるかです。幸いにもルリマルノミハムシは気配を感じてジャンプするわけではないので、

  1. そ〜っと上からコンビニ袋などを花に被せる
  2. 花の下で袋の口を締めて花を揺する
  3. 逃げないように袋を外す
  4. アルコールスプレーをかける

たったこれだけです。十分にスプレーすれば袋の中にアルコール水が溜まり、その中に落ちてあとどめを指す感じです。あとは袋をポイするだけ。
とにかくポイントはそ〜っと袋を上から被せることです。上から袋を被せるので、たとえルリマルノミハムシが気がついて逃げようとジャンプしても、外には出られません。そして枝を揺すれば花の中に隠れているルリマルノミハムシも驚いてジャンプするので捕獲できます。

アルコールスプレーではなくキンチョールなどのエアゾールタイプのスプレーを使用する場合は十分に注意してください。袋の中にスプレーすると、ガスの力で物凄い勢いで薬剤が噴出されます。そしてそのまま自分の方にリターンしてきます。逆噴射状態ですので農薬をまともに食らったら大変です。本当に、注意してください。

捕獲したルリマルノミハムシ

ルリマルノミハムシを捕獲するのは簡単

そして先日残りの一匹を見つけました。今度はストロベリー・ヒルの花の中にいました。ミルラの香りのストロベリー・ヒルの中で幸せ気分のルリマルノミハムシを上の手順で捕獲して処分しました。あっけなく終わりました。

アルコールスプレーをした後のルリマルノミハムシ
そして週末、雨も上がり時間を掛けてバラの見回りをしました。すると今二番花が盛りのボレロにルリマルノミハムシがいました。袋をかぶせて捕まえると他の花にもいるのを発見。そんなこんなで合計6匹捕まえました。袋をかぶせて捕まえて中にたっぷりとアルコールスプレーを噴射して終了です。ルリマルノミハムシは気配を感じて逃げるわけではありませんから捕まえるのはとても簡単です。とにかくそ~っと袋をかぶせるのです。そして袋の中の花を揺すって落とします。袋の上の方にいても口を押えて袋を振ればルリマルノミハムシは袋の下に落ちてしまいます。それを確認したら袋を開けてたっぷりとアルコールスプレーをかければ終了です。キンチョールなどは必ず花に薬害が出るので気が引けますが、捕獲してアルコールスプレーならそんな心配もありません。

余談になりますが、瑠璃色って青ですよね。ルリマルノミハムシは見た感じ黒です。でもよく見ると光を反射して光っていますが、その反射した周りは確かに青っぽかったです。昨年は全くそんな感じはしなかったのですが、今年は心に余裕もあったせいかじっくりと観察できました。黒だと思っていたので不思議な感じがしました。

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